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下町とは? [雑記]

木戸

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Lumix DMC-FX55


どんなに古い木造の住宅でも戸や窓がアルミサッシになっているとゲンナリしてしまいます。木戸の方が高価でメンテナンスも大変でしょうが、そこは江戸っ子、特に商売人、商店であったら「粋」を優先して欲しいものです。




下町に住み、昭和の風景を懐かしむ、そんな下町好き。写真の多くも下町の昭和の風情を残した風景を良く撮ります。

ではその下町の定義とは?。これがまた解釈、文献によってかなり違います。個人的にはwikipediaでの下町の定義(出典が明記されていないが)が結構正しい気がします。 「山手線の内側は山手」、これは結構的を射ているのですが、そこから下町を割り出し、山手線の外側は全部下町に当たると言う勘違いが生まれてしまうので気をつけるべきでしょうね。

例えば戸越銀座、下町好きにはたまらない商店街ですが、実はここは下町とは呼べない場所。反対に有楽町の銀座、お洒落な街だからと山手と言っている人を時折見掛けますが(銀座がどのような発展を遂げてお洒落な街になったかは知りませんが)あそこは断固下町です。周辺の神田や築地は下町なのに銀座だけ山手っておかしいですよね。

色々と文献を読み漁っていると、寅さんで有名な柴又、ここも本来は下町ではないそうです。ここは江戸時代、町民が住んでいた町ではなく、単なる農村、下町の定義には該当しないとの事。鬼平犯科帖にもちょくちょく出て来る王子権現のある王子、ここも王子村(豊島村かな?)と言う農村ですから、江戸時代に於いては下町ではない事になります。都電のイメージが下町のイメージとだぶるのでしょう。

勿論、言葉の意味は時代毎に確実に変化し、しかも東京は関東大震災、そして太平洋戦争と、2度も野原になってしまった訳で、町そのものが江戸時代の数倍に広がり、下町の定義も次第に曖昧になっていったようです。今では「古い町並みが残っていたら下町」と表現されちゃう程。ホントに、その辺の歴史を全く理解していない編集者の書いた間抜けなタウン誌とかありますからね。

ですから戸越銀座もそうですし、麻布や四谷周辺、さらには中野、高円寺界隈も下町と言い切っちゃう人もいる。明らかに間違いですが、確かに風情のある風景が残っています。

ふと思ったのです。下町と言う言葉が曖昧であるから、「下町写真」と簡単に言っちゃならないのではなかろうか?。「下町風写真、下町っぽい写真」、「昭和風景」、もしくは「懐古風景」が正しいのではないかなぁと。流石に「昭和の面影を多分に残している風景」と表現するのは面倒ですよね。

「三丁目の夕日風景」もいいかもしれません。大ヒットした映画ですからイメージも沸き易いでしょう。昭和30年代の東京、その趣を残している風景・・・。そう、撮り続けたい写真ってまんま「三丁目の夕日」なんですよねぇ~。

ただ、ネックなのは、写真やブログそのものに付けるタグ。ここに「三丁目の夕日風景」と付けても誰も参照してくれないんですよ。「昭和風景、懐古風景」でも同じでしょう。三丁目の夕日風景、昭和風景を望む人の多くは「下町」と言う言葉で検索をしますからね。

結果、より多くの人に写真を、記事を見て貰いたいのなら、タグやキーワードはどうしても「下町」になってしまう・・・。今日の写真も実は本来の意味での下町で撮影したものではありません。100%、誰が何と言おうが、山手で撮影したものです。でもタグは「下町」なんです(笑)。


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ジャガ

おぉ~~、ガツンとキマシタねぇ~
木戸の建具も、そのまんま
上部に垂れさがる洗濯物
うぅ~~~たまらないです。
by ジャガ (2010-01-17 12:01) 

BigDaddy

> ジャガさん

デジタル写真ですので、カラーのまま掲載するか、モノクロ化するか思案のしどころですが、人のイメージってのはやっぱりこの手はモノクロですよね(笑)。

地方に旅行すると、このような商店、お宅が連なっていたりもしますが、東京だと、幾ら下町でもこの手の風景を望むのは結構困難です。見つけた時は、おお!、と叫んじゃいます。

by BigDaddy (2010-01-18 09:10) 

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